放送大学エキスパート資格(認証状)の自然系博物館活動支援(自然系博物館プラン)の特徴と科目別難易度ランキング分析をご紹介します。
(認証の教育目標と社会的意義)
自然史及び理工部門を持つ総合博物館、動物園、水族館、植物園、プラネタリウム等、日本には現在約240の科学系博物館がある。人類にとっての地球という惑星の姿、そこに暮らす生命の歴史と生きた姿を伝える自然系博物館は、市民に開かれ、市民に支えられ、市民を啓発することを目的と機能としており、その活性のためにはボランティアによる協力と提言が欠かせない。本プランでは、博物館学の一般的な基礎の上に、自然科学の専門性も備え、自然系博物館の活動を支援する人材を育成する。
※本プランを修得しても、 学芸員の資格は得られません。 学芸員資格取得を目指す方は、 冊子「2021 年度 教員免許状及び各種資格について」をご確認ください。
(認証取得後の目的・目指せる道・資格等)
1.全科履修生については、卒業研究を履修し、認証取得で得た知識を基にして論文作成を目指す。
2.大学院(自然環境科学プログラムなど)に進学して研究を続け、将来、博士課程への進学や教員、研究者への道を目指す。
3.認証取得で得た基礎科学力をもとに、学芸員資格の取得を目指す。
・学芸員とは、「博物館法」に定められた博物館(美術館・ 天文台・科学館・動物園・水族館・植物園なども含む)に置かれる専門的職員のことで、国家資格です。博物館で働きたい方は必要な資格です。
ミュージアム好き、自然や動植物が大好きな方におすすめなエキスパート資格です。博物館を訪れることがが楽しくなること請け合いです。芸術系博物館活動支援(芸術系博物館プラン)、歴史系博物館活動支援(歴史系博物館プラン)と博物館トリプル資格も目指せます。
授業科目群67単位の中から、必修科目2単位、選択必修2単位以上を含めて、20単位以上を修得すること。